公民館の風第472(通算1104号)
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 公民館の風 No.472(通算No.1104) 2017年12月23日発行 編集・発行 内田光俊 〒702-8044 岡山市南区福島2-19-9 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆東京コンファレンス◆大前さんから新しい『Co-Minkan(公民館)』運動 ◆飯田◆とびたつ会ニュース◆職員募集◆新聞記事等◆編集後記 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
■◆ 国立市の井口さんから東京コンファレンスのご案内 ◆■
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■◆ 大阪体育大学の大前哲彦さんからの風 新しい『Co-Minkan(公民館)』運動に注目! ◆■
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■◆ 長野県の木下さんから上田市中央公民館での 地域づくり推進研修会の報告 ◆■
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■◆ 町田市の松田さんからとびたつ会ニュース ◆■
======================================================= ■◆職員募集◆■ ---------------------------- ◆◆ 町田市生涯学習センター嘱託員募集 ◆◆ ------------------------------------------------------ ◆◆ 公益財団法人 武蔵野生涯学習振興事業団 嘱託職員募集 ◆◆ ======================================================= ■◆新聞記事等の紹介◆■ ---------------------------- ◆◆ 文科省「男女共同参画」存続へ 課の名称、消滅撤回 ◆◆ http://bit.ly/2yZZast 2017/12/20【毎日新聞】 文部科学省が男女共同参画学習課の名称をなくす案を撤回し、新設する課 の名称を「男女共同参画・共生社会学習推進課」にする方針を固めたことを 伝える記事。男女共同参画学習課を新設する共生社会学習推進課に統合する ことは変わりないのですが、名称に「男女共同参画」の文言を盛り込むこと にしたもの。女性団体などからの反対の声を受けて方針を変更したもの。 ---------------------------- ◆◆ 西条公民館で活動する地域未来塾「さくら塾」が 文部科学大臣表彰を受賞しました! ◆◆ http://bit.ly/2zeBmVk 2017/12/14【西条市ホームページ】 西条公民館で活動する地域未来塾「さくら塾」が平成29年度「地域学校協 働活動」推進に係る文部科学大臣表彰を受賞したことを伝えるもの。さくら 塾では、日本語に不慣れな外国人のこども一人一人に宿題や予習復習、日本 語などの学習指導のほか、日本での基本的生活習慣の修得、保護者への学校 活動支援などを、学校と連携しながら行っているもの。 ---------------------------- ◆◆ 公民館建て替えを中断 上富田町長、「新町長に委ねる」 ◆◆ http://bit.ly/2BnM5Q5 2017/12/14【紀伊民報】 和歌山県上富田町の町長が本年度から取り組んでいる岩田公民館の建て替 え事業を一時中断し、新町長に判断を委ねるという考えを示したことを伝え る記事。次期町長選が来年1月に行われる予定で、その選挙に立候補しない ことを必要名していること、立候補予定者からの箱物行政への批判を受けて 判断してものらしいです。築47年の岩田公民館の建替工事は、総事業費4 億円をかけるものとのことです。 ================================================== ■編集後記 ◆今号は、国立市の井口さんからの東京コンファレンスの案内、大阪体育大 の大前さんからの『Co-Minkan』についての投げかけ、そしていつもの長 野県の木下さんの地域づくり推進研修会の報告などの投げかけが中心的な 記事になりました。読者の方々の反応を期待しています。町田の松田さん からのメールには、町田市生涯学習センター嘱託員募集のことも書かれて いたのですが、その内容は松田さんの記事から切り離して、「職員募集」 のところに掲載しました。 ◆この「公民館の風」を創刊された小林文人さんが入院され、手術を受けら れたのですが、手術は成功し、すでに抜糸もすんでリハビリに努められ、 杖をつきながら歩数を延ばされていると『南の風』で拝見しました。お見 舞いらしいこともできないままで心苦しく思っていたのですが、本当に良 かったと安堵したことでした。一日も早く早く快復されるようをお祈りし ています。 ◆新聞記事の紹介のところに掲載したように、文科省は「男女共同参画」 という名称を課らに残すことにしたようです。社会教育学会や全公連など 様々な団体が文科省に意見を届けているのですが、残念なことに「社会教 育」の名称は消えたまま。次号で詳しくお伝えしたいと思っていますが、 日本社会教育学会では文部科学省組織改編に関するシンポジウムを開催し ます。チラシを添付しましたのでご参照ください。 ◆冬至を過ぎ今年も残り少なくなってきました。色々と悔いが残る一年です。 昨日は一昔前に市の教育次長を勤められた居森さんという大先輩が職場を 訪ねてくださったのに、あいにく仕事で外出していて会えませんでした。 彼は早稲田大学で社会教育を学び、岡山市に社会教育主事として採用され、 社会教育課長、社会教育部長を経て局長級の教育次長まで務められた唯一 の方。僕が1979年に社会教育課に新採用で配属された時、青少年教育係長 を務められていた、まさに直属の上司。子ども会などの少年教育を担当し ていた僕が、子どもたちとキャンプしながら100㎞を歩く、当時としては 突拍子もない企画を出しても、挑戦させてくれるありがたい上司でした。 今でも子ども会のJL活動が続いていますが、当時の上司が彼で無かった らJLのクラブもできていたかどうか。電話でお話しできたのですが、そ の昔一緒に仕事した方で、中央公民館長も勤められた方が10月に亡くな ったと聞かされたのでした。実は今年の初め、岡山市の社会教育の歴史を まとめようと居森さんのご自宅を訪問して、昔の社会教育関係資料の一部 をお預かりして帰ったまま、作業が止まっています。諸先輩方にも協力し ていただく必要があるから、同窓会的なものを呼び掛けますと言って帰っ たのでしたが、具体化できないままでいます。声をかけていれば亡くなっ た先輩にも話を聞くことができたのに、永遠にその機会を失ってしまいま した。悔いが残ります。居森さんからは、年が明けたらまた自宅に来るよ うにとのお話をいただきました。心して取り組みたいと思っています。 (光俊)