公民館の風第467(通算1099号)
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 公民館の風 No.467(通算No.1099) 2017年11月23日発行 編集・発行 内田光俊 〒702-8044 岡山市南区福島2-19-9 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆東信地区公民館職員研修会◆とびたつ会ニュース◆ESDカフェ案内◆UILオ ンライン調査◆和歌山大学生涯学習フォーラム◆政策シンポ◆新聞記事等◆ 編集後記 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
■◆ 長野県の木下さんから東信地区公民館職員研修会の報告 ◆■
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■◆ 町田市の松田さんからとびたつ会ニュース ◆■
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■◆ 岡山市の小西さんからESDカフェのご案内 ◆■
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■◆ UIL(ユネスコ生涯学習研究所)のオンライン調査
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■◆ 和歌山大学生涯学習フォーラムのご案内 ◆■
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■◆ 政策シンポジウム「テクノロジーの進化がもたらす変化と大学教育 の未来」~これからの大学が果たすべき社会的責任とは~のご案内 ◆■
======================================================= ■◆新聞記事等の紹介◆■ ---------------------------- ◆◆ 岡山で生涯現役応援セミナー 高齢者が生きがいや活躍探る ◆◆ http://bit.ly/2zf8Pwj 2017/11/15【山陽新聞】
岡山市などが主催する「生涯現役応援セミナー2017」が開かれ、公民 館で託児ボランティアを務める方などが実践内容を発表したことを伝える記 事。 ---------------------------- ◆◆ 福山・御幸学区の児童が地域貢献 催し運営補助や祭りの出店で奮闘 ◆◆ http://bit.ly/2zZq1cS 2017/11/16【山陽新聞】 福山市御幸学区の小学生でつくる「こどもまちづくり推進委員会」が、地 域貢献活動を積極的に展開していることを伝える記事。この推進委は御幸公 民館が社会教育活動事業として実施しているもので、住民と連携しながら主 体的に活動することで、将来のまちづくりのリーダーになってもらう狙いと のことです。 ================================================== ■編集後記 ◆今号も長野県の木下さんの東信地区公民館職員研修会の報告を掲載しまし た。上久堅の取組は、公民館職員を連れて見学に行きたいと思わせられる 内容です。今号もご案内が多くなりました。関心をお持ちになればぜひご 参加を。 ◆昨日22日に開かれたSDGs学習会@おかやまに参加しました。内容を岡山 ESDプロジェクトのFBサイトがまとめて紹介してくれているので、転載し てご紹介します。 -------- (一社)SDGs市民ネットワーク、超党派議員連盟主催、岡山NPOセンター、 岡山ESD推進協議会共催でSDGs学習会@おかやまを開催しました。市民活 動、NPO、企業、行政、教育、大学関係者、議員の方など60名の会場定 員いっぱいにお集まりいただき、SDGsへの関心の高さを感じました。 SDGs(持続可能な開発目標)は、貧困・格差をなくし、地球環境を守り、 平和で安全な社会をめざすために2030年までに達成する国際的な目標 です。日本を含む国連全加盟国の賛成で2015年に採択されました。 まず、国連広報センター所長の根本さんに、マララさんのビデオや、吉本 興業と国連でコラボしたSDGsのCMも利用して、SDGsの解説をいただきま した。SDGsは「変革」といっている。国連がこの用語を使うのは大転換 の時。SDGsは世界の共通言語、指針であり、国の評価基準になったこと、 「だれもおきざりにしない」というメッセージのように普遍的であること。 包摂的であること。1つの問題が他の問題の解決につながるということ。 ただし、野心的であること。何かと寛容さを失っている現状に対して、市 民社会が包摂的、オープンに問題解決につなげるため、SDGsは良い道具 であること。活用して欲しいことなどを話されました。 次に、大森市長が、「持続可能な開発」の視点を市政の課題に反映させる ことを重視していること、SDGsの取組に協働で取り組みたいと、SDGsへ の思いを述べました。 議員連盟の中谷元議員、阿部俊子議員からのビデオメッセージも届きまし た。 続いて、トークセッション。進行はNPOセンターの石原さん。 ESD推進協議会の阿部会長は、岡山でのESDのとりくみの成果と課題、SDGs とESDの関係の整理されました。今後、SDGsによって、具体的な問題に対 する取組が進むことや企業との連携が進むことへの期待、また岡大として SDGsに積極的に取り組むことを発表しました。 中小企業家同友会の藤井代表理事は、中小企業憲章に基づき、それぞれの 企業が企業のミッションを自ら問い直し明確にし企業と地域社会の持続可 能性をめざしていることを発表しました。 連合岡山の武田さんは、労働組合の国際連合で、組合として特に取り組む ものとしてSDGsの中で11の目標と40のターゲットを定めたこと。デ ィーセントワークへの取組、連合岡山でも方針の中にSDGsを取り入れた ことを発表しました。 最後に岡山コープの上甲さんは、コープとしてSDGsを「自分たちが住み つづけられる地域をどうつくっているか」という言葉で組合員に伝え、地 域づくりへの参加、地産地消の取組、協働基金の活用などを行っているこ とを発表しました。 最後に、SDGsネットワークの稲葉さんが、今行っていることをSDGsと重ね 合わせることでよりよい地域づくりにつなげていくことの可能性について まとめを行いました。 2時間という短い時間でしたが、行政、NPO、経済界、労働組合、協同組 合、大学の関係者がそれぞれSDGsへの取組を発表する場が持てたことで、 岡山地域でSDGsをどう活かしていくかの取組を進める基点になるのでは と思いました。 -------- 大森岡山市長はその話の中で「岡山市としてもSDを大きなテーマとして 掲げていきたいと思っている。岡山市が一番得意なのはESD。これは教育。 SDを次の世代に繋げていく。横に縦につなげていく。これは岡山がひとつ の範となってます。範となっている理由というのは公民館ですね。公民館 というシステムが、世界からああこういう風にやるんかということになっ ていった」と語っていました。 (光俊)