公民館の風第283号(通算915号)
*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 公民館の風 No.283(通算No.915) 2015年11月6日発行 編集・発行 内田光俊 (mitsutoshi-u@o.email.ne.jp) 〒702-8044 岡山市南区福島2-19-9 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆奈良月刊読む会◆とびたつ会ニュース◆アスエコカフェ◆新聞記事等◆編 集後記◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
■◆ 奈良市の佐野さんから 11月の『月刊社会教育』を読む会のご案内 ◆■
いつもお世話になっております。ありがとうございます。 11月の「『月刊社会教育』を読む会」を、以下のとおり開催いたします。 ※国土社の『月刊社会教育』が休刊になってしまいましたので、 復刊するまではバックナンバーを読む形で継続します。 ***** 国土社の『月刊社会教育』2014年11月号を読みます。 特集:震災復興と社会教育 ★個人的なピックアップ★ 新妻二男「かがり火/被災地の課題と社会教育活動」 天野和彦「東日本大震災後の『ふくしま』のいま」 長澤成次「千葉県内の公民館は東日本大震災にどう対応したか」 佐藤一子「公民館における政治的中立と学習・表現活動の自由」 岡田憲治「公共の仕事とは言論の舞台を提供することである」 日時:2015年11月19日(木) 19:00~20:30 ※終了後に懇親会を行います。懇親会だけの参加もOKです(笑) 会場:奈良市立中部公民館 2階 和室 奈良市上三条町23-4 近鉄奈良駅から徒歩5分・JR奈良駅から徒歩10分 やすらぎの道と三条通りの交差点(1階は観光センターです) 参加費:200円(学生100円) 『月刊社会教育』を事前に読んで来る必要はありません。 当日、気になる記事を順に音読していきます。 合間には、「スゴイな~」とか「難しいな~」とか素朴な感想を出し合った り、「ここはどういう意味?」などの疑問をもとに話し合ったりします。 『月刊社会教育』2014年11月号をお持ちの方は、持参してください。 お持ちでない方はお貸しします。 ***** 10月の「読む会」では、京都府立大学のT先生が持って来てくださった新 聞の切り抜きをもとに、公共とは何か、「公共の場」「公共空間」とはにつ いて議論しました。 また、社会教育法23条の解釈について、「公民館は」と読むか「公民館では」 と読むかの違いについても話し合いました。 10月は、研究者1人・職員2人の計3人の参加でした。 みなさんも、ぜひご参加ください★ .。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・° 佐 野 万 里 子 公益財団法人奈良市生涯学習財団 事務局 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地 Tel.0742-26-5600 Fax.0742-26-5602 sano-mariko@manabunara.jp http://manabunara.jp 奈良ひとまち大学 開校中! http://nhmu.jp/ .。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°
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■◆ 町田市の松田さんからとびたつ会ニュース ◆■
霜月に入り町田も寒くなってきました。月曜日の雨に火曜日早朝の霧、本 日は晴天です。 とびたつ会の前回は、午前中は、生涯学習センターまつりに参加。40分 のステージを、3つの青年学級ととびたつ会で分け合って発表しました。 午後は、昨年の青年学級40周年の継続で、青年学級のメンバーと座談会。 これをもとに「青年学級宣言」のようなものが作れないかと検討中です。 次回は、いよいよ月末に迫ったガッツ・びーと西(西横浜)での発表に向 けての練習です。 まつだひろゆき 東京都町田市木曽東4-32-19 090-8317-4237 PC:YHW01760@nifty.ne.jp 携帯:maz-hiro@ezweb.ne.jp(pcからは受信できません)
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■◆ アスエコカフェのご案内 ◆■ みなさんこんにちは! さわやかな秋晴れの続く今日此頃いかがお過ごしでしょうか? 今日はそんな肌寒くなってきた中、お部屋で暖かい飲み物を飲みながら環 境のお話が聞けるアスエコカフェのご案内です♪ *+*+* アスエコカフェ *+*+* コーヒーやお茶を飲みながら楽しく環境のお話を聞きませんか? ※スペシャルイベントにすでに2つ申し込まれた方でもご参加いただけます。 ●エコ博士が見た!パラオの環境 講 師:環境学習センター「アスエコ」 中平 徹也 日 時:11月7日(土)15:00~16:00 場 所:環境学習センター「アスエコ」 参加費:無料 対 象:親子(小学生以上)、一般 定 員:各20名 内 容:ツバル、ブータン、パラオなど 世界を旅したエコ博士が見た 自然や環境についてご紹介します♪ ★お申込み前にご確認ください!★ ※13:00-14:00はお昼休み、日曜・祝日は休館です。 ※できれば電話での事前申込をお願いします。当日OKです。 ※お子様には、保護者の方の付き添いを必ずお願いします。 ※業務時間外は留守電になっている場合があります。 誠に申し訳ありませんが、留守電メッセージへの イベントお申し込みはご遠慮ください。 ■□■………………………………………………………… ★お申し込み、お問い合わせは、こちらまで★ 環境学習センター「アスエコ」(TEL:086-224-7272) 月曜~土曜 10:00-18:00 (※13:00-14:00はお昼休み) 休館日:日曜、祝日、11/21(土)、12/19(土)、26(土) …………………………………………………………■□■ ------------------------------------------------ 公益財団法人 岡山県環境保全事業団 環境学習センター「アスエコ」 〒700-0907 岡山市北区下石井2丁目2-10 【TEL】086-224-7272【FAX】086-224-7273 【E-mail】stopco2@kankyo.or.jp ======================================================== ◆◆ 公民館 盛り上げよう 広がる役割 地方創生の要に ◆◆ 高齢化に伴う人口減で、減り続ける公民館をてこ入れしようと、公民館の 役割を見直す動きが出てきた。所管する文部科学省は、公民館の役割を既存 の教養講座の開催や貸し会議室ではなく、地域リーダーの育成や住民が交流 する場にしていく方針。そのモデルとなるのが和歌山県田辺市の住民組織 「秋津野塾」だ。公民館を窓口に地域のあらゆる組織が連携をとり、地域を 元気にしている。 http://bit.ly/1OsaEep 2015/11/4【日本農業新聞】 ---------------------------------------------------- ◆◆ 【TSUTAYA図書館】図書館流通センターが一転 CCCとの共同運営を継続する「理由」 ◆◆ 「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指 定管理者となり、10月にリニューアルオープンした神奈川県の海老名市立中 央図書館。そのパートナーで共同事業体の図書館流通センター(TRC)が、 図書館に対する理念の相違からCCCとの協力関係を解消するとした問題が一転、 今後も両社が指定管理者を継続していくことになった。内野優市長が10月30 日、定例記者会見で明らかにしたもので、両社は同日付でこれまでの海老名 市立中央図書館に対する報道について、市や市民に対して心配をかけたこと を謝罪。契約期間が満了となる2019年まで業務を行うことを約束した。急展 開の舞台裏では、何があったのだろうか? http://huff.to/1MmFQtg 2015/10/31【ハフィントンポスト】 -------------------------------------------------------- ◆◆ 公民館長、自治会費など170万円着服し解雇 ◆◆ 福岡県行橋市は4日、稗田公民館長の男性(61)が、住民から集めた自 治会費や市の助成金など計約170万円を着服していたと発表した。市は10 月29日付で男性を解雇した。男性は全額を返還する意向を示しており、市は 刑事告訴しない方針。 http://bit.ly/1RA8jM0 2015/11/05【読売新聞】 ---------------------------------------------------- ◆◆ 杭データ流用、東北でも 青森・八戸の公民館で判明 ◆◆ 旭化成建材の杭(くい)打ち工事データの流用が青森県にも波及した。八 戸市教育委員会は2日、記者会見を開き、市立の公民館でデータ流用が判明 したと発表した。公民館は青森県内で旭化成建材が行った杭打ち工事19件の うちの一つ。同社のデータ流用が明らかになったのは東北では初めて。 http://s.nikkei.com/1MLUAUr 2015/11/03 【日本経済新聞】 ---------------------------------------------------- ◆◆ 来年は古里で会おう 1日まで飯坂で「いいたて村文化祭」 ◆◆ 飯舘村の「いいたて村文化祭」は31、1の両日、福島市飯坂町のパルセ いいざかで開かれている。避難先で暮らす村民が集い、来年の村内での文化 祭開催実現に向けて絆を強めた。実行委員会、飯舘村教委、飯舘村公民館の 主催。村外での開催は今回で4回目。現在、村は村公民館の建て替え工事を 村内で進めており、来年6月末の完成を目指している。開会式のあいさつで 菅野典雄村長は「来年の文化祭は新しい公民館で開催したい」と話した。 http://bit.ly/1ke3w8F 2015/11/01【福島民報】 ======================================================== ◆前号に掲載した飯田市公民館の木下さんからの下伊那テーゼ50周年記念フ ォーラムの報告について、読者のお一人で下伊那テーゼの当事者でフォー ラムで総括講義をされた島田修一さんから、総括講義は「あのテーゼが 『社会教育職員論』ではなく『社会教育実践論』であること、現在どのよ うな課題を提起していることになっているかについて提起したもの」との コメントが届きました。新聞記事もそこにはふれておらず、何が行われた のかをコンパクトにまとめた記事ではありましたが、堀りさげる視点は不 確かというか、そこまでの力も紙面の余裕もなかったというところでしょ うか。木下さんからは、「速報としての報告でしたので、改めて実行委員 会でしっかり振り返ったまとめをご報告するつもりです」とのコメントが 届きました。このことについては、また「風」でもご紹介できるものと期 待しています。 ◆前号の編集後記で海老名市の図書館問題について、TRCがCCCとの提携を解 消するとの報道を紹介しました。ところが今号の新聞記事で紹介している ように、TRCはCCCとの共同運営を継続すると、その方針を転換したとのこ と。複雑な感じですが、自治体からすると勝手に何やってんだ!?というと ころかもしれません。住民・利用者不在。住民の手によって創り上げられ る図書館とは程遠いものですね。さみしい限りです。 ◆新聞記事では日本農業新聞の記事に注目しました。和歌山の秋津野が紹介 されているのです。しかし、公民館の役割を見直す動きが出てきたという 内容にはうーん。公民館の役割を既存の教養講座の開催や貸し会議室では なく、地域リーダーの育成や住民が交流する場にしていく方針というが、 住民の交流の場というのはもともとの公民館の機能。地域リーダー養成が 公民館の目的ではないけれど、その活動の中で結果的に地域のリーダーが 育っていくのは当然の話。それを役割を見直すと書かれるところが何とも 苦しい感じがします。(光俊)