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公民館の風第212号(通算844号)

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 公民館の風 No.212(通算No.844)                                 2014年12月24日発行       編集・発行  内田光俊 (mitsutoshi@u.email.ne.jp) -------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆国立市の公民館◆とびたつ会ニュース◆国連防災世界会議◆和歌大の企画 ◆新聞記事等◆編集後記 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

■◆   国立市公民館の井口さんからの風   ◆■

 国立市公民館の井口です。いつもお世話になります。 ご紹介しようと思いながら時間が過ぎてしまいましたが、国立市公民館では、 先頃29期公民館運営審議会の答申が、公民館長に提出され、12月に国立市公 式ホームページでその全文が公表されました。 http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/kominkan/4060/008604.html  2013年3月に公民館の館長より「現代の地域社会に求められる公民館の事業 について」諮問を受けた15名の公民館運営審議会委員が定例会や小委員会( 作業部会)での討議を重ねて作り上げた約30頁に渡る答申になります。  以下、答申の提言一覧になります。一目でわかる箇条書きにすることで、 公民館の今後の事業展開への反映を確認できるチェックシートの役割を果た すものでもあります。 http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/…/008/604/29ki_teigen.pdf  この答申に対して、前日本公民館学会会長の手打明敏さんに寄せていただ いたコメントが「くにたち公民館だより」12月号に掲載されました。「ESD 推進のための公民館-CLC国際会議」後にその成果文書と本答申をつなげる視 点から書いていただいたものです。 http://www.city.kunitachi.tokyo.jp/dbps_data/_material_/localhost/ 700000/705000/pdf/dayori20141205.pdf  この答申をめぐっては、市民団体「くにたち公民館を守る会」が主催した 「答申を読む」学習会も先日12月14日に行われ、職員や公運審委員も複数名 出席し、議論しました。そこでは、「今回の答申は現代の諸課題への対応ば かりが指摘され、公民館の本質論がない」、「公民館の資源は限られている ので、網羅的な答申の内容のすべてに取り組むのではなく、優先順位をつけ たり、公民館として取り組むべき内容を精査したりするなど、さらなる検討 が必要だ」など傾聴すべき建設的な指摘もありました。  ぜひ「公民館の風」読者のみなさんにもご高覧いただければと思い、ご紹 介させていただいた次第です。               井口 啓太郎 =================== 勤務先:国立市公民館 電話:042-572-5141 メール:iguchi_keitaro@city.kunitachi.tokyo.jp =================== ======================================================

■◆  町田市の松田さんからとびたつ会ニュース   ◆■  12月7日(日)青年学級40周年イベントを午後市役所1階で行い、夜は祝 う会を行ないました。市役所には、関係者300人程に加え、期日前投票に来た 人たちも傍観する中、2時間にわたるステージ発表を行ないました。  夜は会場をかえて、170人が参加して盛大に祝う会を催しました。ご参加の 皆さまお疲れ様でした。遠方からかけつけてくださった皆さま、ありがとう ございました。  いよいよ2014年も終わります。次回とびたつ会は、夕方から今年を振り返 り、来年を展望する恒例の望年会を開催します。食べて飲んで大いに語りま しょう。  その前に、第17回若葉とそよ風のハーモニーコンサート第1回実行委員 会を開催します。青年学級40周年イベントの関係で前回より1ヶ月遅れの開催 です。関係の皆さま、ご参加ください。 【まちだ情報】 まちだ市民自治学校 福祉社会教育分科会の学習会を開催します。 テーマ:「基礎教育を考える~夜間中学での学びを題材に~」 お話:関本 保孝 さん (元夜間中学校教諭) 日時;2015年1月10日(土)13:30~16:00 会場:町田市民文学館2階 大会議室 資料代:500円  今の社会を生きるために思考する力、歴史をつくる力を獲得するための学 びの基礎・基本について、ご一緒に考えてみましょう。           まつだ ひろゆき            東京都町田市木曽東4-32-19            090-8317-4237            maz-hiro@ezweb.ne.jp(pcからは受信できません)

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■◆   国連防災世界会議が開催されます   ◆■  3月14日(土)~18日(水)の期間、国連防災世界会議が仙台市で開催され ます。(http://www.bosai-sendai.jp/)  国連が主催する本体会議については閣僚級の政府関係者のみの参加となり ますが、関連事業として開催されるパブリック・フォーラムの中で、宮城教 育大学関連のものを紹介いたします。 ●『東日本大震災と持続可能な防災教育シンポジウム』 日時:3月15日(日)13:30~15:30 場所:仙台市シルバーセンター 主催:仙台広域圏ESD・RCE運営委員会 ●総合フォーラム 日時:3月16日(月)15:00~18:00 場所:東北大学川内萩ホール 主催:文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、宮城教育大学 参加者:事前登録制。本体会議参加者や市民・国民が広く参加。 ---- 国連防災世界会議の全体像は、まず閣僚級の本体会議があり、関連事業とし てパブリック・フォーラムがあります。パブリック・フォーラムの中の中核 事業として、約1,000人規模の総合フォーラムがあり、その他シンポジウム・ セミナー・展示等が仙台市内及び宮城県内市町村・東北被災四県内の複数会 場で開催されます。 仙台市の想定によりますと、参加規模が延べ4万人以上になります。  仙台市内の宿泊施設が大変予約しにくい状況となっておりますので、早急 に宿泊先を確保いただければと思います。ご不明な点等ございましたらご連 絡ください。よろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------ 国立大学法人宮城教育大学 研究・連携推進課 研究協力係  北澤 優  〒980-0845 仙台市青葉区荒巻字青葉149  Tel 022-214-3856 Fax 022-214-3342  e-mail kenkyo@adm.miyakyo-u.ac.jp(係共通)   yu-kita@staff.miyakyo-u.ac.jp(個人) ------------------------------------------------ ===========================================================

■◆   和歌山大学地域連携・生涯学習センターの企画ご紹介   ◆■

◇[01/25開催] 研修員企画 日時:平成27年1月24日(土)午後1時~午後4時30分  講演を行います(詳しくは下記の画像あるいはこちらをクリックしてご参 照ください)。 場所:和歌山大学松下会館(地域連携・生涯学習センター) 2階ホール    (和歌山市西高松1-7-20) 参加費:無料 問い合わせ:和歌山大学地域連携・生涯学習センター TEL:073-427-4623,FAX:073-427-7616, E-mail lifelong★center.wakayama-u.ac.jp(★を@に変更してください)

◇地域発展学習プログラムの開発と実施に関するセミナー(岸和田会場)  本セミナーは、大学・地域・行政との協働により、地域発展を担う住民の 主体的力量形成に貢献する学習内容と実施のあり方を探求するセミナーです。 本年度は、和歌山県すさみ町と大阪府岸和田市の2会場で開催します。テー マに関心のある方は、どなたでも気軽にご参加ください。(詳しくは下記の 画像あるいはこちらをクリックしてご参照ください)。 日時:2015年1月31日(土) 午後1時00分~4時30分 会場:岸和田市立浪切ホール ※入場無料です。 お申し込み・お問い合わせ先は、和歌山大学地域連携・生涯学習センター  073-427-4623まで。

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About Me.

「公民館の風」の発行人。岡山市で社会教育主事を30年あまり務め、中央公民館にも9年間勤務。現在、生涯学習課公民館振興室で公民館事業の指導等の仕事をしています。

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