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公民館の風第210号(通算842号)

=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 公民館の風 No.2010(通算No.842)                                 2014年12月13日発行       編集・発行  内田光俊 (mitsutoshi@u.email.ne.jp) --------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆奈良月刊読む会◆岡山県公連研修◆ALADIN Alert◆新聞記事等◆編集後記 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=

■◆   奈良市月刊社会教育を読む会のご案内   ◆■

 いつもお世話になっております。ありがとうございます。奈良教育大学の 藤田先生と一緒に4月から始めている、「『月刊社会教育』を読会」のご案内 です。その前に、まずは11月の例会の報告。  11月は、1本しか読みませんでした・・・。^^; 読んだのは、吉田忠雄さ んの「災害体験より学ぶ」。感想として、冷静に対応している、対策もきち っと取っているのがスゴイ。この事例は、普段から地域のなかでやっている から動けた、公民館長や公民館の役割・機能が普段から地域のなかに位置づ いているから。うちら(財団運営の公民館)は、そうはいかないのではない か。(そこをどうしていくかが課題。)そんな意見が出ました。  さて、今月は以下のとおり開催いたします。お気軽にお越しください。 お待ちしています★  また、今月がダメでも、毎月第3木曜日に開催しますので、来月は予定して おいてくださいね♪ ***** 国土社の『月刊社会教育』12月号を読みます。 特集:ジェンダーと女性の生き方 ―「女性の活躍」を問い直す ☆個人的なピックアップ☆ 赤石千衣子「かがり火/シングルマザーの状況と安倍政権」 角田由紀子「見えない女性差別と、『女性が輝く』社会」 斉藤雅洋「月刊読む会・語る会/私と月刊」 日時:2014年12月18日(木) 19:00~20:30    終了後に忘年会ができたらいいな・・・と思っています。    こちらにも、ぜひご参加ください。 会場:奈良市立中部公民館 2階 和室    奈良市上三条町23-4    近鉄奈良駅から徒歩5分・JR奈良駅から徒歩10分    やすらぎの道と三条通りの交差点(1階は観光センターです) 参加費:200円(学生100円) ★☆ 申し込みは不要です 直接会場にお越しください ☆★ 事前に読んで来る必要はありません。当日、気になる記事を順に音読してい きます。合間には、「スゴイな~」とか「難しいな~」とか素朴な感想を出 し合ったり、「ここはどういう意味?」などの疑問をもとに話し合ったりし ます。『月刊社会教育』12月号をお持ちの方は、持参してください。お持ち でない方は、お貸しします。(雑誌の存続のために購入いただけると嬉しい ですが^^;) ***** ★☆彡懇親会のご案内★☆彡  毎年恒例、当財団の職員研修に講師として来てくださる方をスペシャルゲ ストとした懇親会(忘年会)を行います! お時間の許す方はぜひご参加いただきたく、ご案内させていただきます。 日時:2014年12月27日(土)18時頃~ JR奈良駅周辺にて 今年の職員研修の講師は、以下の方々です。 和歌山大学 名誉教授(前理事・副学長)      堀内 秀雄さん 和歌山大学 地域連携・生涯学習センター講師    西川 一弘さん 岐阜県中津川市加子母総合事務所 主任       田口 幸子さん 岡山県岡山市立京山公民館 主任(社会教育主事)  田中 純子さん 大阪府貝塚市立中央公民館 職員          中川 知子さん 元所沢市教育委員会 社会教育主事         細山 俊男さん ※6人全員に来ていただけるかはわかりません。 ※当財団の職員も何人か参加します。 これから会場を決定いたしますので、参加できる方は返信をお願いします。 会場選定の都合上、できるだけ早く参加表明をいただけると助かります。 取り急ぎ、送信させていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします -- .。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°        佐 野 万 里 子    公益財団法人奈良市生涯学習財団 事務局     〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地 Tel.0742-26-5600 Fax.0742-26-5602     sano-mariko@manabunara.jp        http://manabunara.jp 奈良ひとまち大学 開校中! http://nhmu.jp/ .。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・° ======================================================

■◆  平成26年度岡山県公民館連合会第5回研修会の案内   ◆■ 1 趣旨  岡山市の公民館が取り組んできたESD(持続可能な開発のための教育) の実践と、10月に開催されたESD国際会議の成果を参考にして、今後、県 内の公民館が、地域に根ざした学びの場として果たす役割や向かう方向性に ついて考える。  先進的な取組を実施する公民館の企画プレゼンテーションを聴講すること により、「地域のつながりづくり」を目指してどのような取組を進めようと しているか等について知る機会とする。 2 主催 岡山県公民館連合会 3 共催 岡山県教育委員会 4 日時 平成27年1月15日(木) ※午前・午後のみの出席も可能です  【これからの公民館の可能性を探る-ESD推進のための公民館-CLC国際会議   の成果をもとに-】  9:30~11:30  岡山県生涯学習センター情報・創作棟2F大研修室  【企画プレゼンテーション大会】  13:30~15:00 岡山県生涯学習センター情報・創作棟1F視聴覚室 5 対象 公民館職員、社会教育施設職員、行政職員、一般等 6 定員 午前・午後各70名 7 研修日程・内容 9:00 受付(情報・創作棟2F 大研修室) 9:30 「ESD推進のための公民館-CLC国際会議」報告 ―地域に根ざした学びの場と取組あれこれ 11:30 ―そこで合意された「持続可能な社会づくりに向けて取り組む15の 約束」とはどんなことか? ―経験して思ったこと、公民館の価値再確認 (以下、添付の開催要項を参照のこと) ======================================================

■◆  Introduction of "ALADIN Online Alert" from UIL ◆■

 With this mail I would like to introduce to you a new initiative, the ALADIN Online Alert, designed to share with you recent online and full-text information and documents in the areas of adult learning, adult literacy, lifelong learning and TVET. http://bit.ly/1vsj4cK ALADIN, the Adult Learning Documentation and Information Network, has been established to support networking and capacity building between documentation centres and libraries in the area of adult learning and literacy. Today it comprises of 96 documentation centres in 47 countries in all regions of the world, with some being complex university libraries and research units, some being small NGO resource centres and others being virtual collections. As this first alert is a pilot, I appreciate any ideas you might have on how to improve this service in the future and make it as relevant and user-friendly as possible. I hope you find the ALADIN Online Alert useful and I encourage you to share it with your colleagues and networks. Best wishes, Lisa Krolak ALADIN coordinator, UIL Hamburg

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■◆   日本公民館学会研究大会・総会が木更津市で開かれました ◆■

 12月6日、7日に千葉県木更津市立中央公民館で、第13回日本公民館 学会研究大会が開かれました。 ◎初日の「自由研究発表」では、次の3本の報告がありました。 ①「インドネシアにおけるノンフォーマル教育の現状と課題-バンドゥン市  の住民学習活動センターを中心に-」  ギラン ユディスティラ S(名古屋大学大学院) ②「ドイツ郡部における成人教育と地域センター型施設の現状と問題 マー  ルブルク=ビーデンコップ郡ローラ村の事例を中心に」  谷 和明(東京外国語大学) ③「住民の社会参加と地域活動に関する調査研究―長野県飯田市千代地区・東  野地区を対象とした『地域社会への参加に関するアンケート調査』の分析―」  牧野 篤、中村 由香 ◎初日の午後は公開シンポジウム(日韓セミナー)で、「住民自治力を高め  る学びとまちづくり」をテーマに、以下の報告と活発な討議がありました。 報告1 韓国の住民自治センターをめぐる再編動向 浅野かおる(福島大学) 報告2 住民自治力を高める市民の学び イ ウンスク(韓国/「マウルと人」) 報告3 住民自治力を高める学びと社会教育・平生教育の課題    ヤンビョンチャン(韓国/公州大学) コメンテーター:カン ネヨン(韓国/草の根自治研究所運営委員) コーディネーター 長澤 成次(千葉大学) ◎夜は懇親会で、全国から集まった会員が交流を深めました。 ◎二日目の午前中は、課題研究Ⅰ「公民館構想の研究」で、「『三多摩テー  ゼ』を公民館の現場から歴史的に検討する」をテーマに、2つの報告と討  論が行われました。 第1報告 「三多摩テーゼ」の成立過程と国分寺市への影響      佐藤 進(元香川大学、元国分寺市立恋ヶ窪公民館) 第2報告 埼玉県入間地区の公民館実践を振り返る―下伊那と三多摩と所沢      をつなぐ―      細山 俊男(社会教育・生涯学習研究所所長) ◎二日目の午後は、課題研究Ⅱ 「震災後社会における公民館の役割」で、  「被災地の公民館における次世代の学びについて」をテーマに、次の2つ  の報告と討論が行われました。 第1報告 次世代への学び―宮城県気仙沼市前浜地区マリンセンターと早稲田     大学の取り組み     廣重剛史(早稲田大学・平山郁夫ボランティアセンター) 第2報告 「東日本大震災と向き合う大学生たち」~浜松の大学生が何を考え、     行動しているのか  なお、初日の夜には総会が開かれ、事業計画や予算が決められるとともに、 新役員体制が決まりました。長年事務局長、会長と続けて貢献された筑波大 の手打さんの後は、佐賀大学の上野景三氏が引き継ぐことになりました。翌 日の理事会で理事会では、新会長の上野さんが決意を込めて、新しいことに 挑戦する学会運営にしたいと挨拶されました。そして、副会長には君津の新 井孝男氏、日体大の上田幸夫氏、そして東洋大の関直規氏が選任され、筑波 大の上田孝典氏が引き続き事務局長を担われるもとで、新体制がスタートし ました。(理事メンバーは添付のとおり)

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About Me.

「公民館の風」の発行人。岡山市で社会教育主事を30年あまり務め、中央公民館にも9年間勤務。現在、生涯学習課公民館振興室で公民館事業の指導等の仕事をしています。

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