公民館の風第209号(通算841号)
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 公民館の風 No.209 (通算No.841) 2014年12月4日発行 編集・発行 内田光俊 (mitsutoshi@u.email.ne.jp) -------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆ESD-Jからの案内◆とびたつ会ニュース◆各種案内◆新聞記事等◆編集後記 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
■◆ “ESDコーディネーター研修”を体験し、つくる合宿研修 ◆■
お世話になっております、ESD-Jの村上千里です。地域のESD拠点で活躍さ れている皆さまに個別にご案内をお送りしております。 ESD-Jでは3年かけて、ESDの視点を持ったコーディネーターを増やしてい くための研修や教材開発に取り組んできましたが、この度、その集大成とし て“ESDコーディネーター研修”を体験し、つくる合宿研修を企画いたしまし た。 自分が「ESDの視点をもったコーディネーター」になるスキルを身につける だけでなく、そのような研修を自分の地域や職場でやってみたい、という方 を対象とした非常に欲張りで、可能性に満ちた研修です。 また、参加費は宿泊と食事にかかる費用のみ、助成金をいただいての先進 的な試みならではの価格設定となっております。 とはいえ、1月の平日3日間という、参加者にとってはハードルの高い設 定とは存じますが、その投資に見合う中身にしようと、現在最終的な詰めを 進めているところです。 地域でのESD推進というミッションを持った方々とのネットワーク形成にも ご活用いただけると思いますので。ぜひ、ご参加を検討くださいませ。 概要は以下の通り、詳細は添付の通りです。 不明な点は何なりとお問い合わせください。 定員は20名です、お早めにお申し込みいただけるとありがたく存じます! “ESDコーディネーター研修”を体験し、つくる合宿研修 「地域の課題を知る」を究める 地域の学びあい、持続可能な地域づくりに奮闘している皆さんへの朗報です! どうやったらみんなで地域の課題を見つけ、それを解いていくことができる のか、地域の様々な立場の人たちを共通の目的でつないでいくことができる のか、3日間の実習でその基本を身につけませんか? そして、そのような研修を、皆さんの地元で開催するための企画作りに取 り組みましょう。 日 時:2015年1月19日(月)~21日(水) 場 所:広島市湯来交流体験センター 住 所:広島市佐伯区湯来町大字多田(広島市国民宿舎湯来ロッジ隣り) 参加対象:ESDコーディネーター研修を今後企画、開催したい方 参 加 費:22,000円(2泊3日・3回分の昼食代含む)・・・実費です ■□■――――――――――――――――――――― 認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J) 村上 千里 〒116-0013 東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル201 TEL:03-5834-2061 FAX:03-5834-2062 E-mail:murakami@esd-j.org URL:http://www.esd-j.org ――――――――――――――――――――――■□■ ======================================================
■◆ とびたつ会ニュース2014年12月7日、14日号 ◆■ いよいよ師走になりました。今年もいろいろなことがありました。 とびたつ会はいよいよ青年学級40周年にいどみます。ただし、今回は青年 学級が主役なので、引き立て役ですのであまり目立たないように盛り上げま す。当日は、当初は閉じた空間でのイベント開催を予定していましたが、突 然の選挙で期日前投票が行われることになり、多くの市民の皆さんの目にす るところとなりました。どうなりますことやら…(不安) 夜は、ホテルザエルシー町田を会場に、OGOBの皆さんも参加して、総 勢170余人でパーティーです。こちらは美味しいもの食べながら楽しめそ うです。 町田市情報 【引きこもる心を理解する】 昨年度から取り組んでいるひきこもりについての学習会を今年も開催します。 1回目は、齋藤環さんを講師に講演会を行ないます。 12月8日(月)10:00~12:00 席に余裕がありますので、ご参加ください。 まつだ ひろゆき 東京都町田市木曽東4-32-19 090-8317-4237 maz-hiro@ezweb.ne.jp(pcからは受信できません)
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■◆ ESD継続的運用に向けた岡山セミナー:絵本活用講座のご案内 ◆■
NPO法人岡山環境カウンセラー協会です。平素より大変お世話になっており ます。 ESD継続的運用に向けた岡山セミナー:絵本活用講座 『みんな仲良く ずーっとずーっと』のご案内をさせていただきます。 岡山ESDプロジェクト推進事業の一環で絵本『みんな仲良くずーっとずーっ と』を岡山大学教育学研究科ESD協働推進室、岡山市ESD世界会議推進局など と協働して制作し、岡山市内の小学校、公民館、図書館などに配布しました。 この絵本を活用する場を創設していこうと考えています。 私たちを取り巻く課題に応えるために物の豊かさの追求からの心の豊かさ を求め、より良い人生を送るために何が必要かそれぞれの立場で考え絵本を どう使うかをみんなで考えます。 絵本の読み聞かせ講座のようなものではありません。絵本のお話を考え仲 間づくりや心身の健康を考えるきっかけづくりを目指しています。 どなたでも参加できる講座です。是非ご参加ください。 【日時】 2014年12月7日(日)13:30~16:00(13:00開場) 【会場】 岡山国際交流センター 地下:レセプションホール (岡山市北区奉還町2丁目2-1)
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■◆ ESD継続的運用に向けた岡山セミナー:絵本活用講座のご案内 ◆■
JEARNの福井です。JEARN(ジェイアーン 正式名称は「グローバルプロジェク ト推進機構」)は、世界140カ国の 国際教育ネットワークを持つiEARN(アイ アーン)http://www.iearn.org/の日本センターとして、国際協働プロジェク トを推進する教育NPO(特定非営利活動法人)です。 そのJEARNから中学生、高校生のための防災をテーマにした国際会議2件の お知らせです。学校・グループ単位の責任者の方からの申し込みが基本です が、個人申し込みも受け付けています。ふるってご参加ください。 1.NDYS防災世界子供会議 2015年1月に豊田市で行われる「環境先進都市国際会議」が開催されます。 国際会議をはさんだ1週間を「とよた世界環境ウィーク1月10日(土)~18 日(日)」としてさまざまなイベントが行われます。そのイベントの一つと してNDYS防災世界子供会議を開催します。 日程: 2015年1月15日(木)―18日(日) 会場: 宣言発表:17日AM とよたこども防災サミット IN 能楽堂 豊田市西町1丁目200番地 豊田参合館 8,9階 http://www1.t-cn.gr.jp/noh.html 宿泊地: 豊田市総合野外センター 少年自然の家 主催: 愛知県豊田市 とよた防災フェスタ実行委員会 NPO法人グローバルプロジェクト推進機構 JEARN 防災世界子ども会 議実行委員会 お問合わせ NDYS事務局 ndys@jearn.jp WEBサイト URL: http://ndys.jearn.jp/2015/index.html 2.阪神・淡路大震災20年事業・行政と民間との協働事業 International Youth Summit in Hyogo 2015 「防災と環境」 「学び合い、助け合い、未来へ向けて行動を起こす」 https://www.facebook.com/pages/IYS-Hyogo/318248891693132?hc_location=timeline 目 的: 海外と日本の中学生・高校生たちが、防災に関する国際会議等を行い、国 内外における先進的ですばらしい防災教育・活動を学ぶとともに、様々な自 然災害がもたらす環境被害や諸問題について若者ができる事、すべき事を考 え発信する 日時: 平成27年3月26日(木)~28日(土) 会場: 3月26日 開会式(兵庫県立舞子高等学校) 異文化交流(場所:海外移住と文化の交流センター) 3月27日~28日 国際会議(ニチイ学館ポートアイランドセ ンター) 参加者 約50人 ・海外からの高校生・大学生 台湾、韓国、エジプト、ギリシャ、アメリカ (予定) ・日本国内 中学生、高校生 参加費 15,000円 (26日、27日宿泊、26日夕食~28日昼食込) 申込方法: 申込URL: https://ssl.form-mailer.jp/fms/5511e47b332557 上記URLにアクセスして学校名・参加者数・連絡先を明記の上お申し込みくだ さい。 学校単位でお申し込みの場合、学校につき 2~5 名でお申込みください。 ※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。予めご了承ください。 内 容 ○ 事前交流学習活動 ○ 防災学習の見学(3月26日、兵庫県立舞子高等学校) 全国唯一の防災学科を取り入れている兵庫県立舞子高校の防災学習を見 学し、日本の防災教育の現場を国内・海外の生徒たちに触れてもらい、防 災教育活動の輪を広げていく。 ○ カルチャーナイト(3月26日、海外移住と文化の交流センター) 防災学習を含め今後の活動を活発にしていくため、食や伝統など地域文 化を通した催しを行い交流を深める。 ○ 国際会議「災害を乗り越えて」 (3月27日・28日、ニチイ学館ポートアイランドセンター) ・防災と環境に関する講演の実施(防災・環境分野に精通した専門家) ・発表会・意見交換会 それぞれがこれまで取り組んできた活動や学びについて、発表や意見交 換を通じて「防災と環境」に関する学習を深める。 ・活動経験の報告(防災・環境分野で活動している者・団体) ・ディスカッション 初日に行った発表や意見交換を踏まえ、グループ毎に「若者ができるこ と、すべきこと」を考える。 ※事業終了後もiEARNの交流フォーラムやICT(通信交流技術)を活用し、 「若者ができること、すべきこと」に関する活動を継続していく。 主催:IYS実行委員会、 (特活)グローバルプロジェクト推進機構、兵庫県立舞子高等学校 助成:ひょうご安全の日推進県民会議、(公財)兵庫県国際交流協会 (公財)日本教育公務員弘済会
=========================================================== ◆◆ アイヌ文化身近に感じて 金武でイベント ◆◆ 金武町アイヌ文化交流事業(同実行委員会主催)が11月30日、町立中 央公民館であり、来場者たちがアイヌ民族の伝統衣装、民具などを見学した ほか、ユネスコ無形文化遺産「アイヌ古式舞踊」を鑑賞した。今回は、北海 道平取町の平取アイヌ文化保存会のメンバー15人が訪れて文化を紹介した。 http://is.gd/JSdCLP 2014/12/04【沖縄タイムス】 -------------------------------------------------------- ◆◆ 地域つながる音楽祭 小平市民 手作り企画 ◆◆ 市民が手作りで企画したイベント「みんなでつくる音楽祭in小平」が、 6日に小平市中央公民館で初めて行われる。音楽を介して、年齢や障害の有 無を超えて交流し、地域につながりを生み出そうという取り組み。市内外の バンドや合唱団など約60組がステージに立ち、多彩な「音」を奏でる。 http://is.gd/GKjE0I 2014/12/02【読売新聞】 -------------------------------------------------------- ◆◆ 公民館拠点に地域活性化 下松・深浦 ◆◆ 下松市が来年度から笠戸島の深浦公民館に指定管理者制度を導入する方針を受 け、指定管理団体を目指す地元住民組織「深浦地域づくり推進協議会」が1日、 発足した。市によると、実現すれば、県内で指定管理団体による公民館の運営は 長門市の俵山公民館に続き2例目となる。 http://is.gd/RFh4OS 2014/12/03【山口新聞】 -------------------------------------------------------- ◆◆ 高知県四万十市で「くろそん手帖」展 黒尊川流域の魅力書き込む ◆◆ 高知県四万十市西土佐地域の黒尊川流域を訪れた人が、見どころや思い出 を書き込んだ地図「くろそん手帖(てちょう)」の展覧会が、四万十市右山 五月町の市立中央公民館で開かれている。12月7日まで。 http://is.gd/JFsKN1 2014/12/02【高知新聞】 -------------------------------------------------------- ◆◆ 千葉市図書館・公民館フォーラム: ☆千葉・第2回千葉市図書館・公民館フォーラム「これからのまちづくりを 考える~講演会とシンポジウム」 12月21日13時半~17時、千葉市中央区中央4の13の10の県教 育会館新館5階。 基調講演は慶応大学法学部の片山善博教授が「まちづくりと図書館」と題 して話す。片山さんは元総務相、鳥取県知事として地方行政に精通している。 総務相として「住民生活に光をそそぐ交付金」を予算化し、図書館振興に尽 力した。 また、千葉経済短期大教授の斉藤誠一さんがコーディネーターを務めるシ ンポジウムは、「図書館をまちづくりの拠点に」という片山さんとともに、 これからの千葉市の図書館の在り方を考える。パネリストは立命館大文学部 教授の常世田良さん、市民団体「としょかんふれんず千葉市」の高梨綾子さ ん、同市図書館嘱託職員の山室徳子さん。 主催の市図書館・公民館フォーラム実行委員会は多くの市民の参加を呼び かけている。定員200人、参加費500円(資料代)。申し込み・問い合 わせ石倉さん(電話043・274・0187)、十倉さん(電話043・ 285・0633)まで。【渡辺洋子】 http://is.gd/I8fnXE 2014/11/28【毎日新聞】 =========================================================== □□編集後記□□ ◆12月に入って寒波がやってきています。職場の仲間は先週西表島に旅行に 行き、夏休みを取ったと言っていましたが、やはり風邪を引いて今日はハ スキーボイスになっていました。西表島は気温が28度もあって泳げたとか。 同じ日本とは思えない話。さすがに南北に長い国土の日本ならではです。 考えてみれば、西表島はもはや日本より台湾に近い。暖かいのは当然です ね。 ◆四季があり、紅葉がきれいな時期に岡山で開かれた最後の国際会議は、教 師教育に関する国際会議でした。参加者一人の女性はコスタリカの方だっ たと思いますが、なんと休憩時間に大きなビニール袋に落ち葉をいっぱい 集めてきていました。持ち帰りたいと言ってたようですが、それはかなり 難しい話。それに時間がたつと落ち葉の色も変わってしまいます。そうい うことも含めて、珍しいのでしょうが。日本人も愛でる紅葉は、南の国の 人たちにとっても大変珍しく喜ばれるものなのだと痛感したのでした。 ◆南北といえば、紹介した新聞記事のトップは金武町アイヌ文化交流事業の お話。沖縄とアイヌの組み合わせがなんとも言えずいいですね。岡山での 公民館-CLC国際会議でもアイヌの方においでいただいて報告してもらった のでしたが、お一人おいでいただくのがやっと。金武町には15名もアイヌ 文化保存会のメンバーが訪ねたというのですから、意味がありますね。記 事紹介の中に千葉市図書館・公民館フォーラムの記事が入っていますが、 これなどはちゃんとした記事として掲載すべきものでした。 ◆それにしても、今号は案内特集号っぽくなってしまいました。冒頭にご紹 介した「“ESDコーディネーター研修”を体験し、つくる合宿研修」は超 おすすめの研修です。職場の同僚は休みを取って参加すると言っていまし たが、発行人もできることなら参加したいと思っています。しかし、20人 という定員。若い人に参加してもらう方が良いのだろうなと思ったりして 決断できずにいます。だいたい1月にも同じ職場にいるかどうか。いるな ら何とか休みを取ってでも参加できるかもしれませんが、異動してたら参 加はとても無理。申し込みたくても申し込みしにくい微妙な時期です。都 合がつく人はぜひ挑戦してみてください。 (光俊)