公民館の風第204号(通算836号)
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 公民館の風 No.204 (通算No.836) 2014年11月19日発行 編集・発行 内田光俊 (mitsutoshi@u.email.ne.jp) --------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆奈良月刊読む会◆とびたつ会ニュース◆ユネスコカブールから◆編集後記 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
■◆ 奈良市から11月の『月刊社会教育』を読む会のご案内 ◆■
奈良教育大学の藤田先生と一緒に4月から始めている、『月刊社会教育』を 読む会」のご案内です。10月は初めて参加者が6人になりました! (うち1人は3歳児でしたが・・・(笑)) 読んだのは・・・まず、編集小委員会の「ルポ/東日本大震災 仮設住宅の 高齢者・その生活と支援」。公民館の条件が違い過ぎる、金野さんだからで きたのでは、という感想や、農業青年団の研修の場だったことが大事では? 青年の力は大きい!・・・などの意見が出ました。 次に、佐藤一子さんの「公民館における政治的中立と学習・表現活動の自 由」。これを読むことで、「教育現場の政治的中立とは?」について考える きっかけになりました。また、日頃の業務のなかで、社会教育法23条に照ら して迷いながら判断しているが、基準・根拠をあまり深く考えずに判断して いる人もいると思う。常に「当たり前」を疑うことが、教育・社会教育に求 められるのでは。・・・などの意見が出ました。 3つめに、碕泰央さんのコラム「カラオケ企業とコラボで交流…東京・中 野区ほか」を読んで、終了の時間となりました。福井県でも公民館にカラオ ケが導入されているとか? 経費削減の折、企業とコラボすることで費用の負担なく、職員の負担もなく 導入できるのはいい、という反面、歌声喫茶のような住民の活動とのコラボ など機械でない人と人との出会い・つながりが公民館なのでは?という声も。 時間切れで充分な議論はできませんでした。 さて、今月は以下のとおり開催いたします。お気軽にお越しください。お 待ちしています★ また、今月がダメでも、毎月第3木曜日に開催しますので、来月は予定して おいてくださいね♪ ***** 国土社の『月刊社会教育』11月号を読みます。 特集:震災復興と社会教育 ☆個人的なピックアップ☆ 新妻二男「かがり火/被災地の課題と社会教育活動」 天野和彦「東日本大震災後の『ふくしま』のいま」 長澤成次「千葉県内の公民館は東日本大震災にどう対応したか」 佐藤一子「公民館における政治的中立と学習・表現活動の自由」 日時:2014年11月20日(木) 19:00~20:30 終了後に懇親会ができたらいいな…と思っています。 こちらにも、ぜひご参加ください。 会場:奈良市立中部公民館 2階 和室 奈良市上三条町23-4 近鉄奈良駅から徒歩5分・JR奈良駅から徒歩10分 やすらぎの道と三条通りの交差点(1階は観光センターです) 参加費:200円(学生100円) ★☆ 申し込みは不要です 直接会場にお越しください ☆★ 事前に読んで来る必要はありません。当日、気になる記事を順に音読してい きます。合間には、「スゴイな~」とか「難しいな~」とか素朴な感想を出 し合ったり、「ここはどういう意味?」などの疑問をもとに話し合ったりし ます。『月刊社会教育』11月号をお持ちの方は、持参してください。 お持ちでない方は、お貸しします。 (雑誌の存続のために購入いただけると嬉しいですが^^;) -- .。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・° 佐 野 万 里 子 公益財団法人奈良市生涯学習財団 事務局 〒630-8357 奈良市杉ヶ町23番地 Tel.0742-26-5600 Fax.0742-26-5602 sano-mariko@manabunara.jp http://manabunara.jp 奈良ひとまち大学 開校中! http://nhmu.jp/ .。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°.。.:*・°
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■◆ 町田の松田さんからとびたつ会ニュース ◆■
日増しに寒くなってきました。同時に町田は天気が安定して晴天が続いて います。とびたつ会は、青年学級40周年に向けて準備を進めています。そ れが終わると若葉とそよ風のハーモニーコンサートが待っています。 【気仙沼、陸前高田行】(勝手な私文) 先日、昨年から気仙沼市に応援職員として出向している先輩職員を訪ねて、 出かけてきました。港に面した部分は、盛土がかなり進んでいて、工事車両 も数多く動いていました。そのために山が削られ、そこも高台の居住地とし て整備されるのでしょう。陸前高田は、昨年建設途中だったベルトコンベア が長~く伸びて稼働していました。こちらも以前は大きな水溜りになってい たところに盛土がされて、かさ上げが進んでいました。宿泊は先輩職員宅の 仮設住宅。中学校のグラウンドに17棟建てられているそうです。まだまだ 多くの仮設住宅に人々が住み続けています。 山からの風が吹き始めると、冬の訪れだと聞きました。空は晴れているの に雪混じりの寒い風が吹きつけます。早くも季節は冬に移ろうとしています。 美味しい魚料理を堪能した旅行でもありました。 まつだ 東京都町田市木曽東4-32-19 090-8317-4237 maz-hiro@ezweb.ne.jp(pcからは受信できません) ============================================================
■◆ Consultant Opportunity - Adult Literacy & Curriculum Development, ELA Afghanistan ◆■ UNESCO Office in Afghanistan is searching for a qualified consultant in the field of adult literacy and curriculum development as part of its Enhancement of Literacy in Afghanistan (ELA) Programme. The consultant will revise the national literacy curriculum, which was developed by UNESCO Kabul office in 2007, incorporating leaner driven and student centered teaching methods. He/she is expected to start the work as soon as Dec. 2014 or Jan. 2015. The total length of consultancy is 9 months but there is some liberty to schedule the in-country stay according to other commitments the consultant might already have. More information of what this consultancy entails can be found here: http://www.acbar.org/display-job/56001/Basic-General-Literacy-(BGL) -curriculum-and-material-designer-consultant.html?searchId=&page Also please note that the Office is advertising two other consultancy openings (one for Basic General Literacy learner and teacher training material developer and one for Skill-based literacy development and material designer). We hope this consultancy will be of interest to you and we would appreciate if you could share this information with others you find suitable for this role. Please feel free to contact our office for any further information you might have. e.procurement@unesco.org d.cuturic@unesco.org Danijel Cuturic Warm regards …………………………………………………………………… Naomi MATSUMOTO (Ms.) Project Officer (Literacy) UNESCO Kabul Office Mobile: +93(0)7657 16784 E-mail: n.matsumoto@unesco.org House No.KB647, Behind Esmat Muslim House, PD 10, Shar-e-Naw Kabul, Afghanistan http://www.unesco.org/new/en/kabul/home/
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□□編集後記□□ ◆発行人は名古屋から帰って風邪を引いてしまい、今夜もゴホゴホ咳をしな がらこれを書いています。節制が必要ですね。名古屋に行く前の岡山での ステークホルダー会議の成果文書をまだご紹介していなてので、次号では ご紹介したいと思います。すでにユネスコスクール世界大会の高校生フォ ーラムとユース・コンファレンスの成果文書は文科省のホームページに掲 載されています。見つけてみてください。 ◆先週金曜日から教師教育の国際会議が岡山市で開かれていました。教師教 育ですから、世界の大学等で教員養成に携わっている研究者が多く、日本 でいえば大学の教育学部の関係者というところでしょうか。この会議の中 心はIN(国際教師教育ネットワーク)代表のチャールズ・ホプキンス氏 で、彼はその開会あいさつの中で岡山市の公民館についてふれ、学校教育 と社会教育のコラボレーションが大切なことを参加者に語ってくれました。 彼には10月に開いた「ESD推進のための公民館-CLC国際会議」の講評を お願いし、会議に参加していただいたのでしたが、その狙いは功を奏した と言えるでしょうか。最終日のクロージング・セレモニーでは、中央公民 館の重森しおりさんに短時間ながら公民館活動紹介のプレゼンをしていた だきました。合わせて、「れんめんめん」も全員に配布して見ていただく ことができました。これも効果があったと思いたいところです。 (光俊)