公民館の風第201号(通算833号)
=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=* 公民館の風 No.201 (通算No.833) 2014年11月4日発行 編集・発行 内田光俊 (mitsutoshi@u.email.ne.jp) --------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆小林文人先生、UIL萬さん、内田純一さんからの風◆新聞記事◆編集後記 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
■◆ 小林文人先生の「南の風」から ◆■
≪祝!岡山「公民館の風」200号(ぶ)≫ 内田光俊さんの「公民館の風」200号(通算832号、10月28日)が発行され ました。おめでとうございます。その後記には次の通り。小林のあと「…は ぎわらちかこさんが 110号、佐藤進さんが97号、内田純一さんが30号を発行 されたあとを引き継いで、2010年11月6日に第1号を発行して以来、4年かけ てようやく200号を数えるに至りました。…略… 本当は、公民館-CLC国際会 議を開催したことをお知らせする号で200号にしたいと思っていたのでした が…。」 この4年、とくにここ1年、まことにご苦労さまでした。大きな国際会議 と出会って、「公民館の風」は新しい相貌。大きな役割を果されて、これま でにないイメージの「風」となりましたね。これからがまた楽しみ。 小林「公民館の風」創刊(1999年9月)は、公民館制度創設50年の学会特別 年報などが出た年。半世紀の蓄積を誇り、統計的に公民館数などトップ水準 にあった時期です。しかしその後は、平成大合併や民間委託の動き等のなか で公民館は下降・退潮を強いられた15年。その危機感のなかで日本公民館学 会も登場、呼応して「公民館の風」がリレーのかたちで吹き続けてきたので した。 →http://www004.upp.so-net.ne.jp/fumi-k/kouminkankaze2.htm 今回の「ESD 推進・公民館-CLC国際会議」が成功した意義は大きいものが あると思います。それだけに岡山がら吹く「公民館の風」への新しい期待。 しかし無理をされずに、“持続的”に風が吹きつづけることを期待していま す。
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■◆ ユネスコ生涯学習研究所の萬理加さんの投稿から ◆■ At the upcoming World Conference on Education for Sustainable Development (Nagoya, Japan, 10-12 November 2014), UIL and Okayama City will co-host a workshop entitled ‘Local Communities in Action: Lifelong Learning for Sustainable Development’. Through this workshop, we intend to raise the profile of community-based learning spaces and centres among the stakeholders of education for sustainable development. It is also intended to place community-based learning spaces within the Global Action Programme on Education for Sustainable Development and the Nagoya Statement, both of which will feed into the post-2015 sustainable development goals. UIL helped to organise two recent international gatherings to build commitments to community learning centres. Emerging from these were two documents ? the Jakarta Statement ? Nurturing a Care, Fair and Share Society through CLCs and the Okayama Commitment 2014 ? Promoting ESD beyond DESD through Community-Based Learning. These will be presented by the governments of Indonesia and Okayama City to the workshop in Nagoya. http://is.gd/S2M4f5 ------ ◆UILの萬さんがUILのリテラシーMLに投稿された内容を転載させていただき ました。萬さんは先の公民館-CLC国際会議に参加し、成果文書の作成でも 活躍してくださいました。
=================================================== ■◆ 内田純一さんからの風 ◆■
国際会議の冊子、拝受しました。 岡山コミットメント等のメールを見るたびに、返す返すも出席できず残念 で仕方がありません。 さて別件ですが、27日のNHK夜9時の全国ニュースで、高知大学の新学部 (地域協働学部)が取り上げられました。 27年4月から私も学部を移ることになります。現在、その準備に追われて います。 http://cgi2.nhk.or.jp/nw9/pickup/index.cgi?date=141027_1 =================================================== ◆◆ 宇宙食のラーメン、スープに工夫 JAXA職員が福井の母校で授業 ◆◆ 福井市六条小で24日、卒業生で宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員 の松村智英美さん(28)による公開授業と講演があった。宇宙船内での食 事や暮らしに関する話題に、児童たちは興味津々で聞き入った。あらゆる分 野で活躍する地元出身の先輩の存在を知って地域に誇りを持ち、将来の生き 方の参考にしてもらおうと、同校と六条公民館、「緑もえる里六条委員会」 が毎年開いている。 http://is.gd/BFOwOl 2014/10/24 17:05 【福井新聞】 --------------------------------------------------------- ◆◆ 地域に親しみ 400号 小松 稚松公民館だより ◆◆ 小松市稚松公民館が毎月発行している公民館だよりが、今月で四百号に達 した。柴田晋作館長は「親しんでもらっているおかげで、一号から欠かすこ となく発行を続けられている」と喜ぶ。だよりは一九八一年七月の開館を機 に、近くの中央児童センターニュースと合同で創刊した。当初はA4判一枚 だったが、八八年七月に独立発行になりA3判一枚に、九一年六月からA3 判裏表印刷に変わった。毎月末、市の広報誌と一緒に校下三千五百世帯に配 っている。 http://is.gd/ShnBwe 2014年10月4日【中日新聞】 --------------------------------------------------------- ◆◆ 公民館:「鶴ケ島の公民館存続を」 きょう利用者ら署名提出 ◆◆ 鶴ケ島市の公民館利用者らでつくる「公民館の存続を求める会」(鈴木麻 理代表)は7日、市が検討している公民館条例の廃止案に反対するため、 4145人分の署名を藤縄善朗市長に提出する。 http://is.gd/iFooS3 2014/10/07【毎日新聞】 --------------------------------------------------------- ◆◆ 心に残った記事や記者の仕事紹介 倉敷で「まるごと新聞展」 ◆◆ 読者の心に残った新聞記事や記者の仕事を紹介する「第9回私たちのまる ごと新聞展」が26日、倉敷市児島味野の児島市民交流センターで開かれた。 新聞の面白さや活用法を伝えようと、児島地区の主婦ら15人でつくる「い どばたNIEの会」が毎年開催。会場では、会員がこの1年に関心を持った 記事の切り抜きを「教育」「環境」など分野ごとに模造紙約20枚にまとめ て掲示した。 http://is.gd/Knbau4 2014/10/26【山陽新聞】 =========================================================== □□編集後記□□ ◆UILの萬さんは日本人ですが、ドイツにあるユネスコ生涯学習研究所のプロ グラムスペシャリストとして活躍されている方。10月の公民館-CLC国際 会議では、UILが進めるラーニングシティ・ネットワークについて報告して いただきましたが、成果文書作成でも深夜、いや明け方までご奮闘くださ ったのでした。現在は、今回掲載した名古屋でのワークショップ準備で色 いろとご協力いただいています。今回の記録の意味で、そのラーニングシ ティ・ネットワークのリーフレットと、公民館-CLC国際会議の最終プログ ラム、文科省のサイトに載っている中教審総会での国際会議の報告のデー タを添付しました。 ◆小林文人先生の【南の風】3393号は「!公民館の風200号」と題されて 発行されました。感謝を込めて、先生の文章を転載させていただきました。 ◆今日から、岡山市では「ESDに関するユネスコ世界会議」のステークホルダ ー会議が始まりました。今夕には、グルーパルRCE会議の国連大学主催の歓 迎レセプションがホテルで開かれました。発行人は留守居役で、RCEのメン バーには会っていませんが、明日さらに参加者が増え、会議が始まること になっています。約50か国からの参加予定です。明日は、ユネスコスクー ル世界大会の高校生フォーラムに参加する高校生が岡山入りし、6日から会 議が始まります。また、発行人が担当するのはユネスコESDユースコンファ レンスで、これも世界各地の約50か国から50名あまりが参加することにな っています。その会議の開会行事は7日ですが、そこにはユネスコのイリナ ボコバ事務局長さんも参加の予定で、現在その出迎えで岡山空港のVIP用出 口を使っての段取りが行われています。大臣より偉いですら、当然なので すが、めったにないことですね。来週は名古屋の世界会議に参加して、岡 山市とUILがコーディネートするワークショップの世話をする予定です。こ の会議、ユネスコに登録が認められた1000人程度しか参加できないので、 これはこれで貴重な体験になるかもしれません。また、ご報告したいと思 います。 (光俊)